政府傘下の企業ではJR東日本に投資の魅力が高まる

最近では郵政3事業が上場をし、政府傘下の会社が個人投資家の注目を集めるようになってきています。政府傘下の会社は寡占的な事業を保有していることから、安定収益が望めるのがメリットです。そうしたメリットとは逆に政府傘下の会社は、あまり業績の成長は見込めないという面もあります。そのため、投資家の中では政府傘下の会社を投資対象から外している人も少なくありません。しかし、近年においては政府傘下の企業であっても、今後の業績の拡大が見込めるところが出てきています。そのような企業としては、JR東日本が挙げられます。従来のJR東日本は首都圏などを基盤とした鉄道収入によって、企業業績が主に成り立っている状況がありました。そのため、少子高齢化の進んでいる日本の鉄道会社は、今後の業績が伸びないとの見方が一般的でした。しかし、近年のJR東日本は鉄道収入の他に、駅ナカビジネスや不動産賃貸の事業などを拡大させてきています。そうした人通りの多い駅周辺のビジネスを活用することによって、JR東日本は成長をする企業へと変貌を遂げています。また、JR東日本は主要ビジネスである鉄道事業も、ここ数年のインバウンド需要を受けて好調に推移する状況が生まれています。海外からの観光客が鉄道を利用する分、鉄道事業の業績がかさ上げされることが起こっています。JR東日本全体にとっては主要ビジネスの鉄道事業も成長軌道を歩み始めたことも、業績をアップさせる原動力となってきています。したがって、JR東日本は安定成長企業として捉えることが可能となり、株式に投資する魅力は以前よりも高まっていると言えます。成長企業としての期待があるならば、将来のキャピタルゲインの拡大が見込めるようになるからです。